酒さや赤ら顔の原因は肝臓が悪いからなの?
酒さや赤ら顔の人って、肝臓が悪い人が多い
と言われることがあります。
酒飲みの病気と言われるくらいだから
肝臓を一度調べてみるといいかもしれませんが
すべての人に当てはまるというわけではありません。
少なくても肝臓に問題があるからという
理由で赤ら顔になるというわけではありません。
肝臓にまったく問題がなくても
酒さになってしまうことはあります。
酒さは皮脂腺異常の病気で「酒」という漢字から
酒飲みを連想してしまうだけのようです。
病気という言い方が適切というわけ
ではありませんが、皮脂腺異常は遺伝でもあり、
生まれつきのものだからです。
もちろん生まれつきといっても皮脂腺は思春期以降に
発達しはじめるので、酒さの症状も思春期以降に
出始めることがほとんどです。
酒さや赤ら顔で悩む方で、皮脂の全くでない方は
まずは肝臓検査をしてもいいかもしれません。
どんなにいい治療法があったとしても、
短時間で著しい改善は望めません。
根気のいる治療が必要です。
でも、治療の方向性さえ間違えなければ
必ず良くなっていくともいえます。
そう信じて頑張ってください。